著書(単著)

『昇進の研究[増補改訂版]-キャリア・プラトー現象の観点から』(創成社)

 キャリアの「発達」といわれますが、働く人々のキャリアは本当に「発達」しているのでしょうか?実際は紆余曲折があり、継続的に発達し続けている(例キャリア・アップ)とはいえないのではないでしょうか?停滞し、場合によっては下降することもあるというのが実態ではないでしょうか? 本書では、類書と大きく異なり、キャリアを停滞(ネガティブ)の面からとらえ、キャリア・プラトー(停滞状態)に注目しました。これは、所属組織で将来の昇進の可能性が低下することを示します。キャリア・プラトー状態がどのような組織でどのような人に発生するのか、またそれが働く人にどのような影響を与えるのかを検討しました。さらに、本書は、昇進だけでなく、モチベーション低下にもつながる仕事に新たな挑戦や学ぶべきことが欠けている状態も考えました。若手や中堅社員の方々だけでなく、部下のモチベーション低下に悩む管理職の皆様など、多くの方々に読んでもらいたいと思います。
 今回は、改訂版、三訂版、新訂版に続く第4回目の改訂です(第5版)。多くの方々にお読みいただき、改めて深く感謝申し上げます。今回の改訂では第11章の内容を差し替え、看護職のキャリア目標の設定が昇進可能性の低下や仕事への挑戦性の低下におよぼす影響を分析しました。また、表紙カバーのデザインも一新しました。

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