｢働き方改革がもたらしたものと今後への期待｣働き方改革フォーラム第12回先進事例研究会(日経BP社･日経BP総研)

｢働き方改革を企業の成長に結びつけるためには何が必要か｣をテーマとして、1年間かけて開催されてきた働き方改革フォーラムの最終回第12回の先進企業研究会に登壇しました。今回のテーマは、｢働き方改革がもたらしたものと今後への期待｣です。働き方改革が多くの組織で行われてから数年が経過し、多くの事例･データが蓄積されてきました。研究会の最後にあたり、その中で注目すべきものを提示するとともに、働き方改革を実施し成果を上げている事例のうち、今後の長期的な対応へのヒントにつながるものについてお話しました。第1のポイントは、｢働かせ方改革｣とも揶揄されるように、働き方改革における経営者側と従業員側の意識のずれです。第2が最も多く実施されている長時間労働削減を例にとった、重要性や効果の観点からみた働き方改革における施策の再検討です。第3が、本来求められるべき業績との関係からみた働き方改革の施策の再検討です。後半の企業事例の紹介では、制度導入より、それに伴う運用などソフト面でのきめ細かな工夫が成功につながっているという例を報告しました。最後に、参加企業様との懇親会が開かれ、さらなる研究とネットワークの構築等が話題になりました。1年間にわたり運営のろうを取られた事務局やご担当の方々に深くお礼申し上げます(15:15~16:15 於 日本生命丸の内ガーデンタワー3F AP東京丸の内)。