講演

「介護職の働きがいとレジリエンス(逆境力)」『(一社)日本在宅介護協会神奈川県支部セミナー』

IMG-0265IMG-0254IMG-0252介護職員の方々が仕事を選んだ理由の第1位は、「働きがいのある仕事だと思ったからになっています(介護労働安定センター, 2017)。このように、介護職員の方々は、仕事志向や専門性志向が高く、(専門職としての)働きがいを重視されている傾向が顕著にみられるます。働く人一般でみても、業績が向上している組織に在籍している人や今の組織に長く勤め続けたいと思う気持ちが高い人ほど、働きがいを強く感じていることも明らかにされています(厚生労働省, 2014)。一方、多くの業界で取り組まれている働き方改革においては、長時間労働の是正等、仕事の外形的、形式的側面を問題とし、「働きやすさ」の改善につなげようとしています。しかし、それだけでは働き方改革の目的である労働生産性向上は困難と考えられます。すなわち、仕事の内容的側面として「働きがい」の向上が重要なのです。働き方改革は働きやすさと働きがいの2軸でとらえる必要があるのです。
 本講演では、「働きがいを感じている」状態を、エンゲージメントの観点から、「働きがいを感じる仕事」を逆の仕事における停滞の観点からとらえましたそして、①エンゲージメントの意味や重要性、国際的にいかにわが国が低いかという現状、②働きがいを感じないという仕事における停滞、③働きがいを高め、仕事における停滞から脱却するには、本人、上司や組織はどのようにしたらよいか、④働きがいを回復させていくためにも必要なレジリエンス(逆境力)の必要性の順にお話ししました。最後に、レジリエンスについての実例ビデオを観て頂き、それを題材としたディスカッションをしてもらいました(14:30~16:30 於 かながわ県民センター1501会議室)。

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