学会発表

「量的および質的雇用不安と勤労者の職務態度・行動との関係におよぼすエンプロイアビリティの影響」日本労務学会第43回全国大会(大阪国際大学)

 本報告は、働く人のエンプロイアビリティ(雇用可能性)に関する第4回目の発表です。
 ブラック企業という言葉が氾濫しています。そこまでいわなくとも、現代人の雇用は、労働密度の強化、賃下げ、就業形態の正規から非正規への変更などの「雇用の劣化」という状況が広がっています。
つまり、雇用の劣化言い換えると「質的雇用不安」が働く人にマイナスの影響を与えていることが推測されます。そこで、正社員に対する質問票調査の結果から、前年の労務学会でとりあげた雇用不安に加え、質的雇用不安が働く人に与えるマイナスの影響がどのようなものかを分析しました。また、人々のエンプロイアビリティ(雇用可能性)の高さがそのマイナスの関係を緩和できるかどうかについて分析しました。働く人の雇用問題について興味をおもちの方は、以下をお読み下さい。

→「エンプロイアビリティとは」特集はこちら

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