「人的資本経営とキャリア・カウンセリング~健康経営、ダイバーシティ、従業員エンゲージメントの視点から」というテーマのオンラインのシンポジウムに登壇してきました。近年、人を資本と考え、投資し、生産性を高めれば、必ず見返り(ベネフィット)があるという人的資本という考え方が急速に広がっています。そして、社員の人的資本に関する情報の開示と、人材の価値を最大限引き出すことで、中長期的な企業価値の向上につなげるという「人的資本経営」への対応が組織に求められるようになってきました。そして、その中でも、高業績につながる企業と個人の強い結びつきを意味する従業員エンゲージメントを測定し、開示していくことが、人材価値の活用や組織文化(企業文化)への定着の観点から強く求められています。従業員満足度調査等も含め、エンゲージメントのサーベイの実施はある程度広がっていますが、その精緻な指標化や促進する施策、企業文化への定着等にまだまだ課題は多そうです。こうした問題に関心のある方は、後日、学会の方で公開される内容の方をご覧下さい。
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学会発表