140名以上の方に聴講して頂いた学会の招待講演に登壇してきました。テーマは人材のリテンション・マネジメントとキャリアデザインです。多くの組織で人手不足が深刻化している中、高齢者や外国人の雇用、AIやロボットの活用等と並ぶ重要な対策として社員のリテンション(定着)が注目されています。社員が「長期間組織にとどまり能力を発揮できるようにするための人的資源管理施策」を指すリテンション・マネジメントについて、特にその具体的施策や成功事例を紹介しました。リテンションの向上には社員のキャリアデザインへの支援が欠かせません。終身雇用や年功処遇の崩壊、リストラの広がりもあり、組織に全面的に頼らず自分のキャリアを形成するキャリア自律が求められています。組織も、社員がキャリア形成のため自律的に行うキャリアデザインへの支援が広がっています。キャリアコンサルティング、メンター制度等具体的な支援についてお話ししました(16:20-17:20 於 順天堂大学本郷・御茶ノ水キャンパス7号館)。
学会発表