働く人のキャリアとそれに関わる組織のマネジメントを研究しています。具体的には、①若手人材・優秀人材に長く定着し活躍してもらうため組織に何ができるか、②転職の一般化に伴い、働く人は、組織を渡り歩くことでいかにキャリアを形成していくか、③働く人が、いかに自分の雇用される能力を高めていけるか、それを組織が支援できるか、④働く人が、いかに自分の専門性を確立し向上できるか、それを組織が支援していくか等です。
企業が社員の専門性を重視する方向に転換しつつある中、様々な業種、職種や部署で専門性が求められる仕事が増えています。働く人も、専門性向上を求めるようになってきました。人的資本に関する情報の開示とリスキリングや学び直しがいわれる現代、働く人が自分の専門性を高めるには、また社員の専門性を高めるため組織には何ができるか、多くのアンケートや関係者への聞き取りから明らかにします。