邦題「リテンションマネジメント(人材定着のためのマネジメント)」というタイトルの研修プログラム(海外産業人材育成協会主催)に登壇しました。2018年から数えて14回目、10回目のオンライン開催です。発展途上国を中心とする多くの国々の使用者団体職員及びその会員企業管理職の方々に聴いて頂きました。コロナ禍が収束し、多くの国々で雇用情勢はコロナか禍前を上回る状況にあります。同時に、転職増加や、高業績人材・若手人材獲得競争が激化しています。そのため、在籍している社員に長く働き続けてもらうというリテンション(定着)が多くの国々で重要となります。まずは、構造的な少子高齢化が進行しているわが国の状況をお話し、その後、リテンションの対象や測定方法、リテンションのためのさまざまな人的資源管理施策の事例に基づきお話ししました。今回も、Q&A方式で1社のケースを考えてもらいました。終了後も、多くの聴講者の方々から質問をいただき、グローバルな経営課題としてのリテンションの重要性を改めて認識できました(16:30~18:30)。
講演