役員まで全階層の女性比率を50%にするというビジョンを立てたカゴメや、男性の育児休業取得率100%を目標に掲げたみずほフィナンシャルグループなど、各社の女性活躍施策や働き方の改革は、社員の組織へのリテンション(定着)をめざすリテンション・マネジメント上でも重要です。実際、調査では、企業が、以上のような働き方の改革やワークライフバランスのための施策を導入し、社員がその認知を高めると、女性だけでなく男性も、その企業が良い企業だと思い働き続けたいと願うという結果がみられました。これは、育児や介護などが男性にとっても大きな関心事となり、ワークライフバランスが男性にも自分ごととなってきていることの表れだと考えられます。
ワークライフバランスの問題やそのリテンションへの影響などについて関心がある方は是非、以下をお読み下さい。後半部分に掲載されています。
→「ダイバーシティー推進 男性育休100%目指す会社も」