人手不足が年々深刻化するなか、新たな人材の採用がますます困難になってきています。それに加え、転職の一般化により、優秀人材に次々に転職されるという企業が多くみられるようになってきました。そうした企業は、いわば「踏んだり蹴ったり」という状況ではないでしょうか。そこで、近年ますますその重要性を増してきているのが、人材の「リテンション(定着)・マネジメント」です。その対象には、せっかく苦労して採用した若手社員、組織の仕事の中心として活躍している中堅社員、リーダーシップ能力の高い管理職だけでなく、多くの職場で基幹的職務を担っている非正規社員の方々など多様な人々が含まれます。企業の人事や経営者の方々、さらには、部下の相談に乗ることが多い管理職の方々など、こうした問題に関心を持つ多くの方々に以下の記事をお読み頂きたいと思います。前篇では、働き方改革とリテンション・マネジメントとの関係やリテンション・マネジメントとしてのコミュニケーション活性化、そのための手法について企業の事例を通じてお話しました。後編は、企業が力を入れたい「若手社員の早期離職防止」や、「女性社員のリテンション・マネジメント」についてお話しました( 3月 20日(火)13:00 ~ 15:00取材)。
→社員の離職を防ぐ「リテンションマネジメント」の施策とは?〜青山学院山本教授インタビュー(前編)〜
→社員の離職を防ぐ「リテンションマネジメント」の施策とは?〜青山学院山本教授インタビュー(後編)〜
→「リテンションマネジメントとは」特集はこちら