ベテラン・シニア人材の“戦略的”な活用についてのパネルセッションに登壇してきました。構造的な少子高齢化等に基づく人手不足が深刻になる中、ベテラン・シニア人材の活躍が求められています。わが国は諸外国に比べても中高年の就労率も就労希望も高いのですが、さらに70歳や70歳以降の就業も期待されつつあるのです。そうした中、企業はどのようにすればベテラン・シニア人材をより戦略的に活用し、活躍の場を広げてもらうことができるにを探求していくセッションです。まず、サトーホールディングスの江上氏、ソニーの大塚氏が、ベテラン・シニア人材の活用やキャリア支援施策についての先進事例を報告されました。私も、そもそも活用すること、特に“戦略的”に活用するとはどういうことかについて、戦略的人的資源管理の観点からお話ししました。その中で、戦略的人的資源管理の3つのアプローチ、5つの観点で活用をとらえる考え方、さらに、組織横断的な場での能力活用、副業の解禁など具体的施策について触れました。新型コロナウィルス流行の中、登壇者同士も2m以上間隔を空け、zoomによるオンラインセッションとなりました。視聴者の皆様からも多くの質問をいただき、それらに基づくディスカッションでも施策や考え方など多くの観点からの議論が展開されました(16:00~17:30 於 大手町サンケイプラザ)。
詳細は下記のイベントレポートをご覧ください。
→イベントレポート
yahooニュースにも取り上げてもらいました。
→ベテラン・シニア人材を“戦略的”に活用するために何を重視すべきか
講演