65歳までの雇用が企業に義務付けられるようになり、多くの人にとって働く期間が延び、これまで以上に長期化する自分のキャリアのことを考える必要が高くなってきました。他方、多くのミドル・シニア人材のキャリアの特徴は、これまで得てきた地位をできるだけ維持しようとする安定、維持、、守りがキーワードになっているといえます。そこで、できるだけ長く働いていくためにはキャリアの停滞という問題向き合わなければなりません。本報告では、役職定年制や年下上司・年上部下という状況の広がりのもと、昇進や仕事上での停滞が他の世代よりみられやすいミドル・シニア人材が、やる気を維持し、仕事を続けていくための本人の戦略や上司や組織の取組について論じました。講演後のグループごとのディスカッションも活発になされ、その発表の中で興味深いご意見や組織現場での様々な問題意識等をお聴きすることができ、
講演