国土交通省の研修機関である国土交通大学校で、入省4年目の総合職職員(いわゆる「キャリア」の方々)約110名を対象とした研修に登壇してきました。「自分の強みをどのように活かしてキャリアを形成していけばよいのか」という研修目標に役立たせるため、キャリアを形成していくとはどういうことか、そのため何をしたら良いのか、特に困難な状況に自分で対処するとしたらどうしたら良いのか、自分から上司や会社には何ができるのか等についてお話ししてきました。後半で使ったキャリア・レジリエンス(「打たれ強いキャリア」・「キャリアの強靭性」を意味)に関するVTRに基づくグループディスカッションでは、膨大な量の仕事をこなしていくことの計り知れない大変さや上司に決済を通していくことの難攻不落さなど、国家公務員の方々の生々しい仕事の実態を背景とした様々な意見が聞かれ、大変勉強になりました。研修にお呼び頂いた大学校の関係者の皆様に厚くお礼申し上げます(10:30~12:00 於 国土交通大学校研修棟(小平市))。
講演