採用や育成など人事部門の取り組み事例を紹介するため定期的に開催されるセミナーに登壇してきました。2018年平均の有効求人倍率は1.61倍となり、1973年以来45年ぶりの高い水準になっています(厚生労働省発表)。人手不足は深刻になりつつあります。一方、転職者数も近年、300万人を突破し、右肩上がりで増加し、わが国は本格的な転職社会に突入してきたといえます。このように、採用が困難で、転職が一般的になってきた状況下では、採用した社員に長く勤続して働き続けてもらうという定着(リテンション)が重要になってきました。現在、多くの組織で行われている働き方改革でも、働きやすさの向上によって社員にできるだけ長く勤めてもらうことが求められています。本講演では、リテンションのための組織のマネジメントを意味するリテンションマネジメントについて、その特徴、対象や指標、人事課題としての位置づけについてお話した後、わが国における実態を業界横断的な事例に基づいてお話しました。こうした問題にご興味のある方は是非、以下のセミナーレポートをご覧下さい(18:30~20:00 於 AP東京丸の内)。
→セミナーレポート
→開催概要(doda中途採用法人向けサイト)
以下の新書も是非、お読み下さい。
→「なぜ、御社は若手が辞めるのか」(日本経済新聞出版社)
→「リテンションマネジメントとは」特集はこちら