雇用主に対して自己の価値を高めるような教育的、専門的な価値の蓄積と考えられる人的資本は技術革新や専門化が進む環境ではますますその重要性を増しているといえます。しかし、企業の研修にみられるように必ずしもそのための投資が結果を生み、無駄がないとはいえない状況にありす。しかし、少しでも人的資本への投資の無駄をなくす、言い換えるとマンパワーのロスを最小限に抑えるためには、その人的資本を活かすべき職業における本人の適性が重要でしょう。以上の設計思想のもと、本稿では、人工知能の推論機構に職業適性のデ-タ・ベ-スを構築して、エキスパ-ト・システムを構築することによる新・職業適性モデルについて述べました。
職業適性の問題に関心をお持ちの方は、是非お読み下さい。
その他論稿