新入社員の皆さんが入社直後に会社を辞める状況が今年も多くみられています。就職活動を経て入った会社が入社前とイメージが大きく違ったということも多く聞かれますし、新しい職場に配属されたものの色々な理由であまり意欲が高まられないと悩んでいる人々の声も聞かれます。その結果、入社後半年で4割の人が転職したいと思うという調査結果もみられます。こうした、短期の意思決定に基づく「いきなり転職」の背景を探った記事について取材を受けました。こうしたミスマッチの状況を生む背後について、特に、特定の時期の残業や全国転勤等、多くの新入社員がどちらかというとマイナスに受け取りやすい情報を伝えないという「白い噓」についてお話ししました。採用難の中、エントリー数増等についてプレッシャーを感じやすい人事部門にとって難しい問題ですが、全く伝えないということは今後人的資本経営の広がりの中人事に関する情報開示が迫られる企業としては問題ではないかと思います。(4月21日(木)13:00~14:00 於 青山学院大学グローバルビジネス研究所)。
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