少子高齢化の進行により、採用難が続く中で、社員の離職を防ぎ、企業で能力を発揮できるための多角的な施策を意味する「リテンション・マネジメント」の重要性が叫ばれています。本取材では、特に若手社員のリテンション(定着)に有効な①早期の成功体験、②若手社員同士の横のつながりの醸成、③相談相手の存在、④マイナス面も含む仕事情報の事前開示等についてお話ししました。特に、近年、社員同士が互いの良い仕事に対して成果給(インセンティブ)を送り合うピアボーナスという仕組みが広がりつつありますが、それが社員同士の「褒め合う文化」をつくっていくことを通してリテンション促進につながる点についてお話ししました。せっかく苦労した採用した若手社員の離職に悩まれている企業の方々、ギスギスした人間関係の息苦しさを感じている社員の方々など多くの方々に読んでもらいたいと思います(9月26日取材 於 青山学院大学グローバルビジネス研究所)。
なお、より詳しくお知りになりたい方は、以下の書籍(新書)もお読み下さい。
→「なぜ、御社は若手が辞めるのか」(日本経済新聞出版社)