講演では、イノベーションの進展やグローバル化など、経営・雇用環境が激変している時代において働く人のキャリアの停滞(キャリア・プラトー現象)と生き抜くためのエンプロイアビリティ(組織に雇用される能力を中心とした可能性)について お話ししてきました。前半については、昇進(・昇格)という組織内でのタテのキャリアの停滞、仕事を遂行していく上でのマンネリ化や挑戦性の欠如などのヨコのキャリアの停滞に加え、両方が停滞している「ダブル・プラトー」という現象について、新たに追加しました。
後半では、特に、エンプロイアビリティにおける(現在と同等以上の条件で)転職できる能力と、現在の組織でリストラされず継続的に雇用される能力という二面性や、組織が従業員のエンプロアイアビリティを高めるという「エンプロイアビリティ保障」の必要性やその実現可能性等についてお話してきました。フロアの方々のグループディスカッション後の発表や質疑応答を通して、組織現場におけるプラトー現象の広がりやエンプロイアビリティ保障を行う上での制約等、新たな知見をたくさんいただきました。
( 13:30 ~ 18:00 於 トラストシティカンファレンス・京橋会議室)
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