多くの企業が「働き方改革」に注力していますが、それだけでは従業員の皆さんの労働生産性の向上、そして企業の成長にはつながりません。働き方改革によって「働きやすさ」は改善されますが、それと同じように重要なのは、従業員の「働きがい」を高めていく必要があるのです。本講演では。働きがいをエンゲージメントと仕事における停滞という2つの側面からとらえ、検討しました。働きがいが高くなく、キャリアが停滞していることが多い「ぶら下がり社員・中だるみ社員」がなぜ生まれるのか、そして、少しでも働きがいを高め、仕事における停滞を脱却していくために上司や組織は何ができるのかなどについて、5月に出版した『「中だるみ社員」の罠』(日経プレミアシリーズ:新書)の内容もかなり盛り込んで。お話ししてきました。立ち見の方も出るほど本当に多くの皆様にお集まりいただきました。企画して頂いた日経BP社の方々に厚くお礼申し上げます(13:00 ~13:40 於 東京国際フォーラム(有楽町) セミナー会場A)。