「「働き方改革を踏まえた、中堅若手・女性のリテンション・マネジメント」というテーマで、約220名(中継を含む)の役員、幹部を含む社員の方々の前でお話してきました。働き方改革は、従業員の「働きやすさ」の向上をめざすものです。その究極の目的は人材の定着(リテンション)だといえます。つまり、 働き方改革の一環として行われる残業時間事前申告制や非正規社員の正規社員への登用等の施策は 、リテンションを促進するために行われる「リテンション・マネジメント」ともいえるのです。しかし、 働きやすさの向上とそれによるリテンションだけでは働き方改革が目標とする労働生産性の向上は困難といえます。残業が減ったからといって労働生産性が高まるとは言えないからです。働きやすさと並んで重要な「働きがい」を高めることで、はじめて労働生産性の向上につながるといえます。
本講演では、働きやすさをリテンションの観点から、働きがいをエンゲージメント及び仕事の停滞に陥らないことの観点からとらえ、その意味やわが国組織の現状、向上に向けた具体的な施策、向上に取り組んでいる企業事例、今後の展望等についてお話ししました(16:00~17:30:(株)富士通マーケティング品川本社(品川インターシティC棟9階))。
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