170名余りの組合役員の方々の前で、働きやすさと働きがいの2軸でとらえた働き方改革の必要性や効果についてお話してきました。多くの企業が取り組んでいる「働き方改革」ですが、残業を減らす一方、売上目標は変わらないというジレンマに多くの企業の皆様が陥っているのではないでしょうか。特に、現場の管理職の皆様が対応に苦慮していることが多くのメディアで伝えられています。働き方改革は、仕事の外形的、形式的側面(時間等)を問題とし、働きやすさをめざすものです。しかし、それだけでは労働生産性や業績の向上は困難です。仕事の内容に関わる働きがいやエンゲージメントの向上が不可欠なのです。しかし、グローバルにみたわが国の社員の皆様の働きがいの低さを多くのデータが示しています。本講演では、働きがいに密接に関係する従業員エンゲージメント及び働きがいのある仕事の真逆を示す仕事における停滞について、その意味やわが国組織の現状、その向上に向けた具体的な施策、向上に取り組んでいる企業事例や今後の展望等についてお話ししてきました(17:00~18:15 於 第一ホテル両国5階宴会場「清澄」)。
講演