現在の働き方改革では、労働時間短縮など仕事の外形的、形式的側面の改善によって、働きやすさを高めることに主眼が置かれています。しかし、それだけでは(例えば労働時間が短くなっただけでは)、労働生産性を高めることは難しいでしょう。生産性向上のためには、仕事の中身ややり方、つまり、仕事の内容的側面として「働きがい」の向上が大事なのです。本稿では、働く人の「働きがい」の面から働き方改革について論じました。「働き方改革」や働く人の意識の問題などについて関心がある方は是非、以下をお読み下さい。
→「働き方改革のもう一つの道 ―働きがいのある組織をつくるには」
その他論稿