キャリア・プラトー現象(昇進の遅れ)は、現在、第二次ベビーブーム世代(1971-74年生まれ39-42歳)を中心に進行しているといわれます。本稿では、まず、どのような要因がキャリア・プラトー現象に影響しているのかについて、組織全体のマクロ的要因及び個人的要因から検討しました。次に、組織の人的資源管理施策によって従業員のキャリア・プラトー現象が異なるのかどうかについて両者間の関係を分析しました。最後に、キャリア・プラトー現象が従業員のキャリア意識や行動・業績にどのような影響をおよぼすのかを検討しました。ご自分のキャリアやキャリアの発達について関心をお持ちの全てのビジネス・パーソンの方々に是非お読みいただきたいと思います。
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