実証分析によって大きな発展を遂げてきたという心理学の学問的特徴にふれた後で、組織で適用可能な一般的な理論の構築などの産業・組織心理学の研究手法の目標について述べました。次に、多くの分野からの研究手法の取り入れなどの産業・組織心理学研究手法の下位目標について論じました。最後に、調査の計画段階、実施段階、分析段階別に、デルファイ法、PAC分析、メタ分析、Date Archiveなど具体的な研究手法について、特徴、実例と展望についてまとめました。産業・組織心理学やその研究手法の問題などに関心をお持ちの方は、以下をお読み下さい。
産業・組織心理学会第16回大会発表論文集, p.11
学会発表