人手不足の深刻化による仕事量の増大や、ジョブローテーションの停滞などにより、働く人に仕事上の停滞が広がっています。特にチェレンジングな仕事ができない、成長実感が感じられないなど、マンネリ化を示す内容プラトー(停滞)現象が広がりをみせています。今回の報告では、これらの状況を、仕事上誰でも経験する「中だるみ」と問題社員の一つといわれる「中だるみ社員」の観点からお話してきました。5月に刊行した『「中だるみ社員」の罠』(日経プレミアシリーズ(新書))の内容も盛り込みました。コメンテーターに順天堂大学スポーツ健康科学部の水野基樹先生をお迎えして、スポーツ選手の停滞(スランプやプラトー)の観点から多くのコメントをいただきました。また、フロアの方々からも多くのコメントやご質問をいただき、大変勉強になりました。終了後の懇親会でも多くの方々と有意義な研究上の交流ができました((18:30 ~20:00 於 青山学院大学青山キャンパス14605号教室)。
→『「中だるみ社員」の罠』(日経プレミアシリーズ:新書)
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学会発表