「トップアスリートも、エンジニアも、看護師も、若者も陥るキャリアの停滞とは何か。」という発想の元、働く人のキャリアの停滞の現状やその影響、組織の対応等についてシンポジウムを企画しました。そのなかで私も、キャリアの停滞の発祥ともいえるキャリア・プラトー(高原状態)現象、特に昇進の停滞についての階層プラトー現象及び仕事の挑戦性が停滞する内容プラトー現象についての話題提供を行いました。私以外に登壇して頂いたのは、リクルートマネジメントソリューションズの今城先生、関西外国語大学の古田先生、甲南大学の櫻田先生、佐久大学の松下先生、順天堂大学の水野先生の各先生方です。病院、メーカー、スポーツ競技など様々な現場の実態に詳しい専門家に、その原因から対策まで存分に語って頂きました。50名近い先生方にお集まり頂き、キャリア・プラトーとキャリアの停滞の違いなど、時間いっぱいまで質疑応答が繰り広げられました。
なお、このシンポジウムは、本年5月刊行の『働く人のキャリアの停滞 ‐伸び悩みから飛躍へのステップ』(創成社)の発刊に基づいて開かれ、9人の執筆者の先生のうち、6人にご参加頂きました。
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