今年3月に出版した単著の内容をベースに、組織の専門性マネジメントの観点から観た働く人の専門性と専門性意識についてのオンライン講演に登壇してきました。人的資本経営、ジョブ型雇用、リスキリングが注目されている現代、多くの企業は、社員の専門性を重視する方向に転換しつつあります。実際、様々な業種、職種や部署で高い専門性が求められる仕事が増えています。また、働く人自身も専門性向上を志向するようになってきました。本講演では、分野や職業・職種ごとの専門性だけでなく、働く人の専門性に対する意識を通し、様々な分野の専門性の共通部分の明確化と橋渡しを志向しました。さらに、終身雇用や年功処遇の崩壊等で、働く人には、組織に全面的に頼らず自分のキャリアを形成する「キャリア自律」が求められています。キャリア自律を重視した組織のキャリア開発と専門性意識との関係を、アンケート調査結果も使いながらお話してきました。百数十名の方に視聴して頂き、講演時間を超過するほど多くのご質問・コメントをいただきました。ご興味のある方は、以下のセミナーレポートをご覧下さい(14:00~15:30)。
→セミナーレポート
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