関東地区における企業の生産性向上について協議・研究する自動車関連部品業界を中心とした労使組織の講演会に登壇してきました。テーマは以前出版した単著のタイトルと同じで、働く人のキャリア発達の停滞を示す「キャリア・プラトー(停滞)現象」です。この現象には、昇進の停滞と、長期間同じ仕事を担当したこと等から新たな挑戦や学ぶべきことが欠けている状況を示す職務内容の停滞がありますが、主に後者についてお話しました。職務内容の停滞には、広くは、仕事が過大で能力を超えていることや配置転換の停滞(塩漬け)等も含まれます。そして、人手不足による業務の多忙化やジョブローテーションの停滞等を原因として、多くの人々が停滞に陥っています。こうした停滞からの脱却のため、働く人一人ひとり、組織の施策、管理職それぞれに求められる取組みについてお話しました(16:45-18:00 於 ホテルグランドヒル市ヶ谷東館3階真珠)。
講演